世界各地で金融イベントが開催されています。
その中から、興味深いイベントをご紹介します。

March 23 03:00 JPT; 18:00 GMT, FRB は、インフレ率が高止まりしていることから、2023 年 3 月の FF 金利を 25bps 引き上げて 4.75%-5%とし、2 月の引き上げ幅と同じにし、借入コストを 2007 年以来の最高水準に押し上げました。

この決定は多くの投資家の予想に沿ったものでしたが、金融の安定を強化するために中央銀行は引き締めサイクルを一時停止すべきとの意見もありました。

FRB は米国の銀行システムは健全で弾力的であり、最近の動向は家計や企業の信用状況を厳しくし、経済活動、雇用、インフレに影響を与える可能性が高いと指摘しました。

一 方、フェドファンド金利は今年、12 月の予想と同じ5.1%に達し、2024 年末には 4.1%から 4.3%とやや上昇し、2025 年には 12 月の予想と同じ 3.1%まで下がると見ています。

March 23 21:00 JPT; 12:00 GMT, イングランド銀行は 2 月の会合で、7 対 2 の賛成多数で金利 を 50 ベーシスポイント引き上げ 4.0%とし、借入コストを 2008 年後半以来の高水準に押し上げました。

政策当局が高インフレに対抗するために努力し、今年予想される景気後退のリスクにも関わらず、10 回連続の利上げとなりました。

CPIインフレ率は、2023 年半ばには約 8.0%、年末には約 4.0%まで低下すると予測され、政策立案者は、従来の予測よりもはるかに浅い景気後退を予測していました。

March 23 21:00 JPT; 12:00 GMT, 2023 年 2 月の米国の建築許可件数は、1 月の 0.1%の微増に続き、13.8%増の 152 万 4 千件(季節調整済み年率)と急増し、12 月の33 万 7 千件という 31 ヶ月ぶりの低水準から回復しました。

2 月の一戸建ての認可件数は 7.6%増の 777 千件となり、3 年ぶりの低水準となった 1 月の 722 千件を上回り、変動の激しいマルチセグメントも 21.1%増の 747 千件と急増しました。